« 前の投稿:11月28日|次の投稿:11月30日 »

11月29日

鳥取市総合企画委員会(最終)に出席。1月より行われてきた同委員会がようやく最終答申を迎えることになった。基本構想、基本計画、実施計画と3つの段階でより具体的に市政のカテゴリに分けて創られた。特に基本計画は期限、目標を数値で示した”ローカルマニフェスト”風の力作だ。5年後の具体的な数値目標を上げて、1年ごとに実施計画でチェックし公開する予定である。進捗状況を内部でチェックするだけでなく外部のチェックもいれるということを明言しているが、一般に内部のチェックが甘いのは必然であり、先頃も内々で様々な情報が流れていたことが報道されたばかりだ。外部のチェック(外部的な監査)をいかに公平に行うのかがこの第8次総合計画の成否の分かれ目だと見た。

実施計画のフォーマットは非常に面白い。

これまで、JCでは「ふれあい広場」や「こどもまつり」に対して様々な提案をしてきた。総論としてOKをもらうのだが、各論では余り納得の出来ない理由で反故にされる。こういったことを繰り返してきた。
今度の実施計画のフォーマットはまさにJCの事業計画案とにている。目的から手法まで、総合計画の目標を達成するために行う具体的な実施計画として公開しながら進めていくことらしい。
つまり、目標を達成度が低かったり、効果の薄いイベントなどへの助成は行わない(選択と集中)ということだ。やっとイベント等の是非論が展開できるツールが出来たと評価したい。
あとは市側の運用する意識をいかに高めることが出来るのかであろう。運用するのはあくまで職員、人間なのだから。期待したい。