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12月11日

15時30分 創造都市形成に向けたシンポジューム 県民文化会館

「創造的都市」を書かれた国際的な都市の文化戦略の権威チャールズ・ランドリー氏の講演。重厚長大の産業が構造的な変化を受け、国内から国外に転換する中で、生産基盤を失いつつある国内はいったいどういったまちづくりをすればいいのか。
その先進の地西欧等でさまざまな取り組みがなされている例を取り上げられながら、文化や芸術をテーマとしながら、まちづくりを行う方向性を示していただいた。どこにでもそのリソース(資源)はある。それを如何に活かしていけるかが鍵。資源を如何に創造していけるか。ビジョンを示し、パラダイムシフトを起こすことができるのか。
すべては危機感なんだそうだ。
300年前に滅んだ城を元に戻すだけではいけない。そこにより未来志向的な新しい価値を取り入れていくことができるか。こんな具体的な話しも聞いた。←これ今年の鳥取の話題だよね。

なんだか、学生時代の講義のようでした。こういう話しはいわゆる右脳で感じる講義なんですよね。具体的にじゃあどうだというものでなく、まずは概念的に大きく括っていく話なんです、完全理系脳の私の中では。ランドリー氏の著書「創造的都市」。読んでみたいですね。

木谷常務の新作民芸の話しはよかったですね。
LOM45周年以来1年半程、民芸に興味をもって間もないわけですが、かなり影響は受けていまして、その間中井窯掛分皿やセピアインクを手に入れたり、あみだ堂を見学する機会に恵まれました。鳥取にとってかけがえのない、本当に素晴らしいコトだと思います。