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11月マンスリー巻頭

年内HP更新がわかりませんので、以下11月会報誌文章を掲載します。
【11月マンスリー「社会変革を目指そう」】
我々はチェインジ・エージェント(改善普及員)なのです。
「モノ」や「コト」ことが普及する過程でこのチェインジ・エージェントが活躍します。
この普及を手助けする人のことをチェインジ・エージェントといいます。
我々はJCの理念や目的を、言葉や表現などを通じて、外部の方に伝えます。いわば、このJCの理念や目的を広く普及するために活動をしているのです。JCの理念や目的とは総じて「明るい豊かなまちをつくる」ということです。我々はその言葉や表現を「手段・手法」といいます。この「手段・手法」がわかりやすく、取り組みやすく、楽しければ、直ぐに普及をするかもしれません。逆に複雑であれば、伝わるものも伝わりません。
年度内に我々は理事の議決を経て「委員会事業」を行います。「明るい豊かなまちをつくる」ために委員会にあらかじめ与えられたテーマに沿って、第一義的・副次的な目的を立て、わかりやすい手段や手法を持って、外部に対してアクションを起こします。そしてその目的が外部の方に伝わり、その有効性、手段のわかりやすさが理解されれば、これが社会変革の一歩となったといえます。特に手法が相当に優れていれば一気にその概念は伝わります。またそうでなくてもわかりやすい取組みを継続することによって、徐々に浸透し、また我々と同じ考えを持つ仲間によって別のアクションが行われ、それがシナジー効果を生み、普及が促進することもあるでしょう。
実は会員拡大もそうなのです。それはJC活動の素晴らしさを外部の方に普及していくことに他なりません。それらをわかりやすい言葉で、入会対象者に伝え理解をしてもらうからです。こうした仲間作りは事業企画時の外部との話し合いにおいても、委員会内部においても実は日常的に行われていることなのです。何も特別のことではありません。
CD(コンパクトディスク)やFAXなどの技術革新が爆発的に普及した過程を知っている人も多いでしょう。マジョリティーが採用し始めるとあっという間に普及をしてしまいます。近頃ではトヨタの「プリウス」がそうです。単に燃費の良い車では普及しませんでしたが、環境への負荷が少ない車の代名詞になってから現在もそのシェアをどんどん上げています。鳥取市の食材「とうふちくわ」も元鳥取市観光プロデューサー植田氏のアピールの継続の結果、その普及の度合いを因幡内にとどまらず県外へも広げています。
当LOMの取組みの中で例を挙げるとすれば、因幡を代表する誇るべき伝統文化「麒麟獅子舞」の普及において、歴代開催をされてきた「麒麟獅子フェスタ」の存在は無視できないでしょう。一回のアピールではなく、数回の継続で徐々に浸透してくる効果は相当なものだと思います。
JCの醍醐味は「明るい豊かな社会をつくるため」に様々なアクションを起こし、社会変革を起こすことだと思います。あなたは本年度JCにおいて社会変革を起こしましたか?今よりもちょっと素晴らしい未来を目指して、たくさんの方と行動していきましょう。