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11月12日「静動」

14時 県民文化会館 「鳥取百景」は残せるか。
写真家 池本喜巳氏のスライド上映、トーク。「鳥取百景」の美しいスライドのあとに、なんと「看板であふれる幹線道路」「野ざらしの廃自動車」「発電の風車で変わる北条付近」など道から見える日常の風景のスライドが・・。

「今まで嘘ばっかり撮っていました。」

池本さんからの発言にどっきりしながら見ていました。

経済活動をしながら、景観を守ることは非常に難しいですよね。特に日本は経済至上主義ですから。(例えば国は子どもに有害なゲームや情報を規制してません。ヨーロッパは規制が厳しい)
景観を守る上で都市計画は極めて重要です。市街地とそうでない地域を線引きできるのは都市計画しかありません。特に姫鳥線開通に向けて、各インターチェンジ付近に存在する田園風景を守るためにも、物流の拠点は相当規制しないといけないと思っています。

11月13日  9時30分 樗谷神社 清掃活動
とある法人の評議員であることから、奉仕活動の見学にさそわれた。朝の樗谷は非常に肌寒い。ウォーキングをしている人がひっきりなしだ。周りは相当な紅葉にあふれている。
到着したら既に掃除は始まっていた。立っていても寒いので、神社周辺の落ち葉をみんなと一緒に掃いた。施設の方と話す中で、個々人が社会に対して出来ることをしていくことの大切さ、人と人とが接することの大切さを感じることができた。こちらが結局勉強をさせてもらってることに気が付いた。

楽市の名残なのか、たくさんの古物業者が店を開いており、立ち止まる人へ売り込みをかけている。やり手風のバイヤーが少し人ごとのように「見違えるようにきれいになった」と話してきた。何気なく発言をしたのだろうが、私はまるで川の対岸にいるかのような気がした。
輪を広げていくことの大切さも合わせて痛感した。