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60km徒歩き 御礼

8月5日~7日に開催された「チャレンジウォーキングin因幡 60km徒歩の旅 2泊3日の夏物語」におきましては多くの方々のご理解、ご協力を得て無事に終了いたしました。
佐治の辰巳峠から鳥取砂丘まで約60km。ちょうど昨秋の合併で大きくなった鳥取市の北と南の端から端までを徒歩で移動することになり、大きくなった鳥取市を文字通り体で”体感”したことになります。

32名の小学生、12名の環境大学生の皆さん本当にお疲れ様でした。大学生の皆さんには小学生の班についてもらい、子どもに一番近い距離で接してもらいました。子どもとのコミュニケーションを行い、各人の個性をつかんでもらい、目標に向かって、脱落者を出さないように、子どもの体力に気を配りながら、少々のことでは弱音を吐かさせず、一歩一歩進めてもらいました。健康状態はどうなのか、時にはクイズを出したりして気を紛らわしながら、会話し、苦しい子どもがいれば本当に顔をつきあわせて面倒を見ていただきました。また、2日目夜の遅くまでのミーティングでは、スケジュールを運営するに当たって、時間の遅延の問題を克服するために、真摯に取り組んでいただきました。そのミーティングが終了した後も、打ち合わせを行ってどうしたらうまくいくのかを話し合っていました。そして、そのあとは子どもたちへのメッセージを作るために朝方近くまで作業を・・。本当にありがとう!

参加した子どもたちは途中で足が痛くなりながら、三度笠で夏の強い日差しに耐え、歩けなくなった友達に気遣い、最期までがんばり抜きました。そして保護者の待つ鳥取砂丘に32名揃ってゴールできた。本当によく頑張った。
保護者の方々、お家に帰った子どもたちの様子は如何でしょうか?参加する前と比べてどうでしょうか?きっと以前よりたくましくなっているのではないでしょうか。私はお家で子どもたちの健闘を期待し、無事を願っておられた保護者の方も深くこの事業に関わられた参加者だと思います。

この事業を終えて、われわれの行っている活動とは多くの人との出会いだと感じるようになりました。出会いによって確実にそれぞれ各人に気づきがあり、それを自分の経験として蓄積できるものだと思います。
目標を掲げて、共感し、その成功に向けてひたむきにチャレンジしていくこと、そしてその目標が今回のように困難であればあるほど、その求心力は増していき、その達成の際にはすばらしいものがそれぞれ各人に与えられるのだと感じています。

子どもたちはもちろんのこと、ボランティア学生の皆さん、そして私たちJC、そしてお家で子どもたちの健闘を祈っておられた保護者の方々すべてが今回の目標の達成に向けてチャレンジしたのだと確信しています。

今後とも(社)鳥取青年会議所に対しましてご理解ご協力をいただきますことをお願いして、ご参加、ご協力いただきました皆様に深くお礼を申し上げます。