来年初頭に発表するべく第8次鳥取市総合計画が進められています。その総合企画委員会に出向しています。基本構想を元に基本計画を作成する段階に入っていますが、この基本計画のフォーマットが非常にすばらしいと思いました。
現段階で4章10節に各主要項目がまとめられており、その節の中に小項目があります。
その小項目毎に、目指す方向、現状、市民の声、課題、目標の設定、施策の展開、効果などがわかりやすく、「約束口調(~します)」で書かれています。目標も年度と目標が掲げられ、目標は数値で表されています。これはまさに「ローカルマニフェスト」ですね。
ひとつひとつの課題を解決するのは簡単では無いけれど、目標に向かって、取り組むことができます。これを完全公開することでさらにその改善は加速するでしょう。あとは役所、市民のやるきでしょうか。
ISOの手法も取り入れられ、PDCAサイクルの確立(検証が簡単でないでしょうね、特に外部監査を同取り入れるのか・・。)民間への役割の委譲も触れてありました。
かくして、2点ほど質問をしたわけです。
①5年後の目標数値しか記述していないが、目標は1年ごとに立てた方がいいのでは無いですか?
2年後に目標をクリアしてしまったら3年後以降の目標をどう立てていくのか?
であれば5年後の60%の目標(100%がマックス)は低すぎますよ。
②職員数の具体的な削減数を目標に上げられるのは如何なものか?
目標とは市民が総出で達成していくものであろう。余りにも後ろ向きすぎる。職員数削減は不可欠かつ数値目標を出すのはいいと思います。しかし、公開し、市民と共に実行する基本計画に揚げるのは如何なものか。前向きな目標をここには書いた方がいいのでは?
次回8月、相当進化しているでしょうね。6月から新体制ということで、竹内市長以下お二人の副市長、部長すべてオブザーバー席に座っていらっしゃるという大変なヘビーな会でした。