財団法人格とは鳥取JCが取得している社団法人格と同じく公益法人であります。その漢検協会の理事長が背任容疑で逮捕されるという事件がありました。協会から架空の委託料として親族企業に数億円が渡っていたそうです。そのほかにも公益法人としてはあってはならないこともあるようです。
現在進んでいる「公益法人制度の改正」の目的のひとつには、このように公益法人を隠れ蓑にして、不当に利益を得る団体を無くすことがあります。このような悪事を行う団体があることによって、純粋に公益の為に汗を流している団体が迷惑を受けます。これだけ大掛かりに制度の改正が進んでいるのに、日本を代表する公益法人がこのようなことをしているとは信じ難いです。
我々鳥取JCも公益法人としての責任を果たしているのか、常に自問自答していく姿勢が求められます。