- 2000年
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- 後期入会
- 第3事業委員会 委員
- 2001年
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- 総務委員会 委員
中国地区協議会 総務広報委員会 委員
- 総務委員会 委員
- 2002年
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- 会員開発委員会 副委員長
- 会員拡大特別委員会 委員
- 2003年
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- 心の教育研究委員会 委員長
- 2004年
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- 人間力開発委員会 委員長
- 2005年
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- 総務委員会 委員
- 2006年
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- 副理事長
- 2007年
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- ふるさと発信委員会 委員
- 2008年
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- 因幡ビジョン特別委員会 委員
心豊かなまち推進委員会 委員
- 因幡ビジョン特別委員会 委員
- 2009年
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- 副理事長
2010年度理事長立候補にあたっての
青年会議所活動に対する所見書
第2次大戦後、わが国は他に類を見ないほどのめざましい復興を遂げ、世界でも有数の経済大国の仲間入りをしました。我々が暮らすこの因幡地域は大戦による被害こそ少なかったものの、戦後の大火により多くの被害を受けましたが、わが国同様めざましい復興を遂げてまいりました。
大火からの復興と時期を同じくして(社)鳥取青年会議所は創立され、2009年、本年度創立50周年を迎える事ができました。明るい豊かなまちを目指す想いは、50年という長きに亘り受け継がれ、今や300名を越す多くの先輩方を輩出し、我々現役へと続いております。
しかし、先人のご努力により復興を遂げたものの、現在我々は新たなる試練と対峙しているような気がしてなりません。目の先の利益のみを求めた、さもしいマネーゲームの破綻が引き金となった、急激な経済情勢の悪化、新たな価値観によって引きおこされる人や民族間の無益な争い、幼稚で無責任な感情に支配されてしまった人々による、目を覆いたくなるような子どもへの虐待や事件…これら全てがモノの復興の代償として現代社会に降りかかり、我々を苦しめているような気がします。しかし、それらの問題に対して目を背けてはなりません。先人たちが切り拓いたこの道を、次の世代へ繋げなければなりません。我々に降りかかる様々な試練をも凌駕する、真に明るい豊かなまちを目指し、行動し続ける事が、我々に課せられた使命なのではないでしょうか?
2009年1月、私達夫婦は初めてこどもを授かりました。そしてこの秋、私は父親になります。本年度は会社に於いても、取締役としてさらに責任を負う立場となりました。また青年会議所においても現在副理事長として日々精進しております。そして今回、2010年度(社)鳥取青年会議所・第52代理事長に立候補致しました。その立場になってしか見ることの出来ない世界が、そこには必ずあります。その素晴らしい世界を見てみたい。おそれず、様々な世界に進んで身を投じ、経験を重ね、多くの見識を広めたい。そしてそれに満足することなく、常に挑戦する気持ちを忘れずに持ち続けていたい。あらゆる事に、重い責任を負いながらも、人として、父として、企業人として、JAYCEEとして、日々怠ることなく、威風堂々と、そんな気概を忘れることなく、絶えず持ち続けていたい。そしていつも笑顔で凛としていたい。
~サウイフモノニワタシハナリタイ~
2008年度我々(社)鳥取青年会議所は「環光のまち因幡」推進運動という新たな運動ビジョンを策定いたしました。因幡の豊かな自然環境(ENVIRONMENT)と因幡の特徴を活かした環境保全活動(ECOLOGY)を観光資源として活用し、人と人の環を広めながら「環境」と「経済」が好循環するまちを創る運動です。
昨年私はこの運動ビジョンを策定する委員会メンバーとして、このビジョンに深く関りました。そして本年度はこの運動を具現化すべく、副理事長として様々な活動の展開に努めております。この運動ビジョンは、具体的な中長期の展望も視野に入れ、来年以降の継続的な活動も計画しております。
こども達の健全な成長を願い、「鳥取方式」という独自の方法で因幡地域内の全ての幼稚園・保育園の園庭を芝生化することを目標とした「因幡総芝生化大作戦」、全国的にも珍しいきのこの専門研究機関である財団法人日本きのこセンター様と協働し、森の中でしいたけの原木栽培を行いながら、森林保全の大切さを人々に伝える「鳥取JCしいたけの森プロジェクト」を展開中であります。
また現在企画中の事業として、青少年の健全育成を願い、高校生と小学生が触れ合う「異年齢交流事業」、地域の新たな魅力・山陰海岸ジオパークにスポットをあてた、「地域の誇りづくりプロジェクト」、因幡地域の田舎を有効利用し、地域の交流人口や、定住・移住人口の増加を目指す「究極の田舎プロジェクト」、世界的な乾燥地研究機関である、鳥取大学乾燥地研究センター様と協働し、鳥取砂丘の新たな魅力を創造する事業等があります。その多くが本年度からの活動であるため、われわれの新運動ビジョンは地域に十分に浸透とまではしていないものの、今後間違いなく地域益に繋がり、浸透して行くと実感しております。ですからこれらの運動を2010年にも継続して展開する事が、我々の使命であると考えております。
またこれらの運動で大切なことは、JCと地域が相互に利益を得る事ができ、しかも両者が円満な関係で居続ける事ができる、「Win-Winの関係」を構築する事であります。一方のみが利益を得るだけでは長続きしませんし、発展もしません。ましてや相乗効果も期待できません。
我々JCは、事業をする事が目的になってしまっていないだろうか?我々の活動は、きっちりと地域の人々に伝わっているだろうか?JCの常識は、地域の非常識になっていないだろうか?今後我々は、常に自らに問い続けていかねばなりません。
地域から愛され信頼されるJC。そんなJCなら喜んで入会したい、こんなJCだからメンバーであることに誇りを持てる、こんなJCだったから卒業するまで在籍して本当に良かった。そう思えるような魅力的な組織。メンバー自身が活動を通して楽しみながら成長できる組織。メンバーとJC自身も「Win-Winの関係」を構築せねばなりません。
JCは40歳までの若者の組織です。若者でしか出来ない事、若者の内にこそ経験しておかなくてはならない事が必ずあります。崇高な理念を掲げ、若者らしい斬新なアイデアで、失敗を恐れる事なく、メンバー一丸となって前に進み、地域に発信して行く事が、我々JCに求められる役割ではないでしょうか。
私は2010年度(社)鳥取青年会議所・理事長に立候補いたしましたが、この組織の中で、私一人が出来ることはほんのちっぽけな事かもしれません。私の一歩は、人の一歩と変わりありません。人間一人で出来る事なんて、そんなに大きなものではありません。しかしこの地域を、この(社)鳥取青年会議所を、そして全ての青年会議所メンバーを愛する私の気持ちは、とても大きなものです。
青年会議所活動を通して、私は少し大人になれた気がします。地域や人、組織を想う気持ちが少し分ってきた気がします。だからこそ、みんなにこの想いを伝えたい。人や地域を想える組織、そんな素晴らしい組織であり続けて欲しい。
2008年、我々は運動ビジョンを作成し、改めて土を耕しました。そして本年、各委員会は様々な願いを込め、種を植え、そしてその種から小さな芽が出ました。そして来年、我々はその芽を枯らすことなく、水をやり、肥料をやり、育て、より深い根や、太い茎にしなければなりません。そんな想いでいっぱいであります。深い根、太い茎育たずして、大木へは成り得ません。
2010年私は、我々メンバーの総意で作成したこの運動ビジョン「環光のまち因幡」推進運動を、絶えることなく、きっちりと受け継いで行こうと考えております。我々メンバー全ての英知と勇気と情熱を結束し、これからもこの地域を、そして人を、メンバーを想い、活動し続けましょう。そして我々の熱意を真剣にこの地域に発信し続けましょう。そうすればおのずと我々の未来は明るい。明るくない訳がない。我々には明るい豊かなまちが待っています。
その目標に向かって一致団結して進む為ならば、私は喜んで先頭に立ち、あらゆる試練を真っ向から受け止めます。そして私は、その試練にさらされても目標を見失うことなく、先頭に立ち、旗を振り続けます。それが2010年私の使命であると固く信じております。
最後に、我々には素晴らしい未来を創造する力が秘められていることを、決して忘れないで欲しい。なぜなら今まさに、我々は確固たるビジョンを胸に、未来に向かって進んでいるのです。時には我々だけではどうする事も出来ない、困難な局面もあるでしょう。そんな時の為にも、我々の夢や希望を効果的に発信し、賛同してもらえる仲間を増やして行きましょう。我々が起こした小さな波が、やがて大きな波となり、この因幡を覆い尽くす日を夢見て、私と一緒に、威風堂々と、若者らしく凛として、つき進んでいきましょう。
2010年、力の限り頑張って参ります。どうかみなさん、よろしくお願いいたします。