2006年度 所信
理事長に立候補してから6ヶ月が経ち、予定者の称号も取れ、正式に理事長に就任致しました。精一杯頑張って行きたいと思います。
1996年に入会させて頂いてから10年という節目の年を迎えます。入会当初と比べて組織も変化してきました。変えてはならない物、時代の変化に 沿って変えて行かなければならない物。その見極めが今、とても必要であると考えます。正確な判断力、周りを見渡す目を、ぜひみんなに養って頂きたいと思い ます。
さて、2006年度のスローガンは 脚下照顧 ~胸に刻もう「創始のこころ」~と掲げさせて頂きました。脚下照顧(キャッカショウコ)とは、文字 通り「足元を見なさい」と言う意味です。しかし、これには深い意味があり、「自分自身を見つめなさい」と言う大切なメッセージが込められています。知らず 知らずのうちに自分を見つめるのではなく、意識して長い時間見つめられる事が出来れば、大変すばらしい事ではないでしょうか。「自分の与えられた環境の中 で自分のベストを尽くす。」その事が一番大事だと思います。
~胸に刻もう「創始のこころ」~ 先輩方々が、どう言う想いを持って築きあげてこられたのか、考えて行かなければなりません。常に前向きで情熱を 持って取り組まれて来られたと思います。その想いを受け継ぎ、そして次世代へと繋げて行く義務が私達にはあるのです。昭和三十年代生まれの方々が卒業さ れ、昭和四十年代生まれの人で構成する組織となりました。今こそ、一人ひとりが何をしなくてはならないのか、何をもってそうしたいのか、将来を見据え何を しておくべきか等をきちっと議論をするべきだと考えます。
本年は、・未来を見据えたリーダー育成、・市民の声がまちづくりに反映される仕組みづくり、・因幡地域の持てる循環システムの模索、・因幡地域へ の経済効果、地域活性化のための手段、・因幡地方の中で様々な伝統、文化、歴史を検証、などを柱に、地域の方々とまちづくりについて共創する事業展開をし ていきたいと思います。そして、もちろん対外的な広報活動、将来を見据えた組織運営、又、メンバー個々のスキルアップに繋がる研修についても考えていかな ければなりません。
様々な変化に柔軟に対応でき、力強い組織になる様、又、自覚と責任、そして決断を胸に、精一杯邁進して行く所存でございます。一年間よろしくお願い致します。