- 1996年
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- 前期入会 第二事業委員会委員
- 1997年
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- 会員交流委員会
- 鳥取ブロック協議会ブロックスポーツ大会委員
- 1998年
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- 第三事業委員会 副委員長
- 1999年
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- 会員交流委員会 委員長
- 2000年
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- 第三政策委員会委員
- 2001年
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- 第一事業委員会委員
- 鳥取ブロック協議会明日の鳥取県を考える委員会委員
- 2002年
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- 会員開発委員会 委員長
- 2003年
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- 特別委員会委員
- 2004年
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- 副理事長
- 2005年
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- 日本一誇り創造委員会委員
- 鳥取ブロック協議会 監事
青年会議所活動に対する所見書
現在の日本をどう思いますか?この世の中を変えたいと思いますか?
この様な質問を良く耳にします。常に様々な問題が起こる現代。常識では考えることの出来ない事故、そして事件。一握りだけの人だけが本気になって取り組んでも到底解決しない事ばかり。常に危機感を持ち、真剣に取り組む姿勢が必要だと感じます。
このまちは私達を必要とし、私達はこのまちを必要としています。自分達の住むまちを好きになる事は大変重要な事だと思います。この国で生まれ、このまちで育ち、このまちで住み続けていく。一人ひとりが自分達のまちの誇りを持ち、自分達の住むまちが好きになっていく事の出来る運動が出来れば大変すばらしいと思います。
しかし、そこに目をやる前に、まず自分たちの組織の事をきちんと考える必要があると思います。『新人類』と言われた世代の人達が第一線で活躍するようになって来ました。私達を育ててくれた昭和30年代生まれの人達の『あたりまえ』と、昭和50年代生まれの人達の『あたりまえ』と言うとらえ方には若干の“差”があるように考えます。時代背景も確かにありますが、この“差”を昭和40年代生まれの私達がうまくバランスを取って運営していかなくてはならないと思います。それだけ私達には責任と期待があるのです。私達に与えられた宿題は山積みです。現在の社会情勢の検証、内部の次世代育成、今後の進むべき道、そして社会参画など。
特に内部の次世代育成は必要不可欠なものだと思います。現代社会において礼儀知らずな人、道徳の外れている人が多いように感じられます。子供達はそういう大人を見て、当たり前の様に思い、育っています。今こそ我々地域の大人達が礼節やモラルという人間として大切なものを取り戻し、子供達の心へ強く伝えていくべきだと考えます。
青年会議所には青年会議所のルール、マナーがあります。社会には社会のルール、マナーがあります。「そんな事、言われなくても分かっている。」と言われますが、言わなければ分からないのが現状です。正しい事は正しい。間違っている事は間違っている、それをきちんと伝えていく必要性があると思います。内部のルールを守れなくて、対外的な信用を得られるはずもない。組織の中にあっても常に謙虚さを持ち、小さな約束を守る事から大きな信頼関係が築かれていくと思います。そして、もっとコミュニケーションの重要性を認識する事が大切だと考えます。一人で考え込むのではなく、話す、聞く、フィードバックすると言う一連の流れを乱さないようにしっかりしていく事も重要ではないのでしょうか。
今まで先輩方がやって来られた事がなぜ出来ない様になったのか。この事は直ちに見直す必要があると考えます。厳しさが欠けてきたのか、甘えが出てきたのか。若干のバラツキが目立つ様になってきました。
自己責任で自己の能力を開発していく。自分を成長させる意識を持ち続ける。そんな意欲と、そして実行能力を持つ人がこれからの時代を作って行くのではないかと思っています。
2006年度は中国地区協議会の会長を鳥取青年会議所から輩出いたします。43年ぶりに当LOMからの輩出です。中国地区協議会、及び鳥取ブロック協議会を全面的にバックアップしていかなければなりません。又、県外、他LOMの方が鳥取に来られる機会が多くあります。きちんとした対応、設営をして次世代に継いでいかなくてはならないと思います。先輩方々が築いてこられた(社)鳥取青年会議所の名に恥じ無い様に、緊張感を持ち、そして気遣いの部分も忘れず、精一杯運営して行きたいと思います。
入会してから今日まで青年会議所活動を突っ走ってきました。が、私の人生の中にこの様な「岐路」は考えても見ませんでした。ただ自分に出来る事、今やらなければならない事がきっとある。常にそう思って活動してまいりました。何の為に青年会議所に入会したのか。自己の成長の為?人間関係?様々な背景があると思います。今、あなたのその目的は達せられようとしていますか?精一杯活動していますか?決して安くない会費を払い、何を手に入れましたか?本気で取り組んでみませんか?一年、がむしゃらに青年会議所活動をやってみましょうよ。40歳までじゃありませんか。一緒にやってきた仲間じゃありませんか。失敗を恐れては何も出来ませんし、成長もありません。しかし、何をやってもいいのかと言うとそうでもありません。今、どう言う状況で何が必要なのか。全体を見る目、物事を違った角度から見る広い視野を持つ事が必要なのです。私の言ってきた、みんなと一緒になってやりたい。そういうスタンスは変わっていません。後悔の無い様に、時には喜びを分かち合い、時には共に涙する。ここでしか味わう事の出来ない大切な仲間を通して。
私には大切なたくさんの仲間がいます。心から相談出来る先輩、意見を言い合える後輩、本当に『人』には恵まれて来た様に思います。これからも人と人との繋がり、出会いを大切にしながらがんばって行きたいと思います。
2006年、私にとって人生最大の年だと思います。理事長という機会と立候補を決意する勇気を与えて頂いたすべての人に深く感謝致します。まだまだ若輩者ではございますが、私なりに精一杯やり遂げる所存でございます。みなさんと一緒になって、楽しい中にも厳しさのあるJCライフを送りたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。
―脚下照顧―(きゃっかしょうこ)