2006年08月22日
8月会報誌タイトル
<夏夜追涼>
かやりょうをおう
南宋の三大詩人の一人である楊万里の作。晩夏から初秋にかけて移り変わる季節の微妙な変化を表した傑作として有名な漢詩から付けました。
このエントリーでは原文・口語訳は省略し、意訳のみで簡潔に紹介します。
夜になっても依然として昼間の熱気が続いている。
そこで、門を開けて外に出て、月明りの中に佇んでみた。
竹や樹が生い茂る辺りで虫が鳴いている。
その時、ふっと涼しさを感じた。風も無いのに。
暦の上では秋だというのに蒸し暑い日が続いていますね。それもそのはず旧暦で見ると「閏7月」となっており、本年は7月が2回も続く「夏が長い」年にあたります。まだまだお彼岸くらいまでは暑いかもしれません。
体調には十分気をつけて、体がだらだらしがちな残暑を乗り切りたいものですね。がんばりましょう。
さて、
旧暦って? と思った方は こちら
閏月とは何? と思った方は こちら
(Wikipediaにリンクしています)
広報委員会委員長
投稿者:広報委員会 : 2006年08月22日 23:49