ベルリンで行われている世界陸上が熱い。
男子100メートル決勝でジャマイカのウサイン・ボルト選手が9秒58のタイムで優勝した。
驚愕の世界新記録である。1968年にジム・ハインズが人類で始めて10秒の壁を破る9秒95を出してから昨年ボルトが出した世界新の9秒69まで40年で人類は0秒26縮めた。しかしボルトはこの1年で0秒11縮めたことになる。言葉にならない。
前回の世界陸上大阪大会のキャンプ地にジャマイカは鳥取を選び、ボルト選手も鳥取で準備をしていた。なぜかこれだけのことだが、とても親近感が持てるし、この世界新を嬉しく感じる。
2メートル近い巨体だが、まだ22歳。まだまだ楽しませてくれそうな予感がする。