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高校サッカーレポート

先日の日曜、正午から高校サッカー決勝を日本海テレビで見てました。
米子北VS境

雨中の試合で選手は辛そうでしたね。
なんと米子北は今年のインターハイ全国準優勝ですって?????知らなかった。。。
大会得点王もいるとか?

境は皆さんご存知のとおり常連ですね。

私が高校の頃は、西部勢は、米東、米工、米北。東部勢は鳥東、鳥西、鳥工。
てなものでした。ちなみに米北には負けた記憶なしです。境は激弱でした。
私たちは指導者に恵まれず、居ないも同然だったので自分たちでやりくりしてました。

米北の城市監督は私達が対戦した時ベンチにいました。あの頃が監督就任1年目?
境の池田総監督は私が小学校の頃から審判してたし、高校時は米東の監督で、、、
勝てませんでした。
私の親友の一人は愛媛南宇和高校の監督をしてたので池田総監督と親交が
今もあるようです。

そんなこんなで今回は、高校サッカーも身近に感じ、
最近めっきり生サッカー見てないのもあるし、
後半面白くなりそう(米北の攻撃破壊力見たい、境の戦術気になる)ってことで
ハーフタイム中にバードスタジアムまで見に行きました。

びしょ濡れになりながら、
攻めに攻めてる米北が決定機でバーにことごとく嫌われてるのを目の前で見て、
守り重視の境が1度のFKのチャンスを生かし、こぼれをぶち込んだのを遠目に見て、、、
結果0-1で境が勝ちました。
米北残念でした。

両チーム共に言えますが、
皆ボールタッチが柔らかい上に運動量が半端ない。
(コンディション悪なのに、足が攣っていた選手が少なかった)
個々の身体能力が昔(自分達の時)と比べて全く違う。
戦術に徹底してて、プレーの意識が全然!違う。

そんなことを間近で感じながら、なんだか嬉しさと羨ましさを覚えました。

なぜかと言うと、

①プロという延長線上がある時代背景。
②目的を明確にし、生徒・学校・保護者が一体となって取り組めること。
③県外者を呼び込み、チームの底上げと活性化を図っていること。
(これってクラブ並みの強化ですよね)
④何より一番大きなのは、監督指導者の何年もの積み重ねた努力。

これらが形となって、今や鳥取県高校サッカーも全国区になったから。

こんなにも鳥取県勢の急成長があったとは、
私の中で、滋賀の野洲高校以来の衝撃です。
もっと遡ると、京都山城高校の石塚啓次の異端児っぷりに勝る衝撃です。
(異端児っぷりは中田英寿以上だと個人的に思います)

正月の選手権、境高校がんばって下さい!!
ちなみに境はJリーガーを3人輩出しているそうで。
米北は今年の全日本ユースでは、
ジェフ千葉ユース、
静岡学園、
浦和レッズユースに
勝っているではありませんか! 凄!!!嬉!!!

ますます県内サッカー西高東低ですか??
いい指導者が現るのを待つしかないのか!?東部勢、因幡地域!

ということで、高校サッカーに見える、まちづくりのヒント
でした。???
③はまちづくりにも言えますね。。。。。

ishizuka.jpg

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コメント (1)

fruity:

こんにちは。あの試合見に行かれたのですね。実は私も行っておりました。お世話になった倉吉JCの某OBもおられましてそれぞれ雨中の観戦になりました。
城市監督とは同世代で試合もしたことがあります。
総体と高円宮杯の得点王が二人とも同じチームにいるという奇跡のようなチームでしたが、境の粘り勝ちでしたね。
以前ガイナーレの関係者とお話した折、東部はこれから強くなりますよと仰っておられましたが、西部は更に強くなっているようで。
米子北は普段150mダッシュを100本、試合前には100mダッシュを200本毎日するのだとか。千葉ユース戦でも走り負けることがなかったようです。
良い指導者が増え、裾野の広がりが図られ、またサンフレッチェ、ファジアーノ、ガイナーレのようなプロチームという目標が身近に存在する。プリンスリーグという高いレベルで切磋琢磨の場があり、全県でもリーグ戦で試合をたくさん経験する。私の高校時代とは隔世の感があります。
欧州ではこどものころから各年代各レベルで毎週末はリーグ戦の試合が組まれていて、どの選手にも出場のチャンスが開かれているそうです。練習は試合のためにする。強いチームに入ってしまいずっとサブで過ごすといったことが無いということですね。
JFAはそこら辺を参考にゴールデンエイジの指導改革を進めているようです。ちなみにゴールデンエイジについて調べてもらうとおもしろいです。うろ憶えですが、こどもの時、自転車に乗るのを覚えると、何年乗っていなくてもいきなり乗れますよね。スポンジが水を吸うように体が技術を驚くほど吸収し忘れることがない年代があります。これがゴールデンエイジというようです。ここで何を覚えるのか。また心肺はどの年代で鍛えていくのが良いのか。JFAは指導者の育成にも力を入れています。
でもこれらはいきなりできたものではなくてJリーグ発足以来、毎年のように改善を進めているJFAや、それぞれの地域で活躍されている例えばJCのような団体や企業、またはサポーターのような個人に支えられて進化しているわけです。
一歩一歩ですね。理念を理解し計画し行動する。立ち止まることもあるでしょうが、顔を上げて前に進みたいですね。そうすれば少しでも明るい未来になるのではないかと信じています。
昨日ガイナーレがホンダロックに引き分けてJ昇格が最終節にもつれこみました。今年の最終節精一杯応援して前に進みます。

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