第2回 合宿DE合同演奏会 開催のご案内

第2回 合宿DE合同演奏会~響け!つながれ!おもいやりのハーモニー~

■主催   社団法人 鳥取青年会議所
■開催日時
9月13日(土)          事前顔合わせ会
10月31日(金)~11月3日(月) 合宿・合同演奏会
12月20日(土)          砂丘イリュージョンオープニング参加
■開催場所
練習会場:賀露小学校
宿泊会場:賀露地区公民館
発表会場:木のまつり(11月3日)
砂丘イリュージョン(12月20日)
■参加対象者
鳥取敬愛高等学校吹奏楽部の生徒(13名)・賀露小学校の合奏部の児童(26名)
■協力者
鳥取敬愛高等学校吹奏楽部顧問(2名)
賀露小学校合奏部顧問(5名)
賀露地区ボランティア(15名)

■事業目的       
高校生と小学生という年齢の異なる子どもたちが吹奏楽発表会という共通の目標に向かい一緒に練習を行い、また共に寝食生活をすることで、より密なコミュニケーションが取れるのではと考えております。新たにメンバーも加わり横のつながりも加わり、又、昨年参加した子どもたちには、よりコミュニケーション力とリーダーシップが得られるのではないかと考えます。高校生は小学生の面倒を見て、小学生は高校生に教わりながら色々な技術や工夫を身につけていくなかで、高校生は小学生から必要とされる充実感、責任感を感じ、小学生は高校生のお姉さんへの尊敬や憧れ、一緒にいる安心感、又、仲間意識も生まれてくるのではないでしょうか。また今回は複数の発表の場を用意し事前顔合わせ会から合宿木の祭り・鳥取砂丘イリュージョンまで長期の継続した交流によるより密なコミュニケーションを経験いていただきさらにお互いに理解を深め、自主的に交流を深め「おもいやりの心」を醸成してしもらいたいと思います。又、事業に関わって下さった方々、関係機関の皆様、多くの方々に異年齢交流による継続したコミュニケーションの重要性又、数多くのコミュニケーションの場の必要性を考えて頂き、自主的に各地域で展開して頂けるよう、発信、提案したいと考えます。

※2007年の事業のポイント(こだわり)
①「おもいやりの心」とは…
人間力(人間関係を築く力)・コミュニケーション能力・自己を律しながら生きる力・仲間意識・年長者を敬う気持ち・他人をおもいやる気持ち・人間関係の中で問題を解決する力・規範意識等すべてを含むと考えております。
②対象者(高校生・小学生)…  
普段生活をしていく中でほとんど交流のない、高校生と小学生高学年を対象者といたしました。高校生ではなく大学生でも良いのではないかと考えられる方もおられると思いますが、高校生は親元での生活を行い、今後社会へ巣立つ前であり、コミュニケーション能力を向上していく必要のある年齢であると考えております。
③部活動(吹奏楽部)…
高校生、小学生共に吹奏楽部のメンバーで事業を行いますが、共通の話題、目的があり、より交流を深め、意識の向上も望めることを考えております。
④宿泊期間…
学校との話し合いの中では2泊3日までが望まれていましたが、今回は3泊4日に設定をしました。高校生・小学生共に親元を離れて4日間寝食を共にすることで普段経験できない期間を設定し、協力・仲間意識、葛藤等を含めコミュニケーション力の向上を考えております。
⑤宿泊施設(地域施設)…
小学校のある地区の公民館を利用し、また、炊事ボランティアに地域の方に参加していただき、地域との連携、関わりを持つことを目的としております。
⑥非公募形式…
公募ではおもいやりに対して興味、意識のある子どもたちのみが参加する可能性があるが、非公募(高校1校、小学校1校、いずれも吹奏楽部)とすることで、本当に体験・体感していただきたい子どもたちも参加していただけると考えました。
⑦子どもたちの目的、主催者の目的…
子どもたちの目的はあくまで合同の演奏会へ向けての合宿でありますが、主催者の目的はその過程での「おもいやりの心」の醸成であります。あくまで、体験のなかで「おもいやりの心」が自然に醸成されることを願っております。


※2008年事業のポイント(こだわり)
① 継続性の意義
昨年、子どもたちは、異年齢交流を通じ、通学合宿による普段では経験できない事を体験し個々に成長し、「おもいやりの心」を醸成しました。しかしながら一回の体験で思いやりの心の醸成は未完成であります。異年齢交流によるコミュニケーションの場を継続し数多く体験する事が必要であり、あえて昨年の参加者と地域に限定することで、昨年体験した「おもいやりの心」を更に醸成してリーダーシップを引き出したいと考えます。アンケートにより子どもたちの変化や継続した異年齢交流の必要性を検証していきたいと考えます。

② 複数の発表の機会を設ける事の必要性
昨年の演奏会では、子どもたちの演奏会に対する熱い思い・姿勢が演奏を通じてしっかりと伝わって感動しました。もっとより多くの方に子どもたちの演奏を聴いて共に感動して頂きたいと思い、複数公共の場での演奏会を企画しました。また子どもたちには合宿中の活力にして、おもいやりの心を醸成したいと考えております。4ヶ月に亘る長期の事業ですが、その期間の中で今後につながる自主的、自発的に継続した交流を目指したいと考えます。

③ 通学合宿から合宿にした意義
昨年は通学合宿でしたがスケジュールを振り返りますとコミュニケーションを図るには少し時間が足りなかった様に思われます。当然、演奏練習の時間も大切ですが共同生活の中でのコミュニケーションを考えますと合宿の方が適しているのではと考えます。またアンケートにより通学合宿との効果の違いを検証していきたいと考えます。

④ 外部への発信
昨年、教育委員会を中心とした教育関係機関に発信し高い評価を得ましたが、浸透、展開まで達しなかったと思われます。本年はチラシの枚数を増やし教育関係機関、PTA、地域へしっかりと配布したいと考えます。合宿からご覧頂き、子どもたちの変化を体感して頂くと共にアンケートを行いしっかりとご理解頂きたいと思います。また事業をビジュアル的に残して報告書と共にマスメディアに取り上げていただき発信し、浸透させていく考えです。

⑤今後の展望(システムづくり)
このような取り組みは我々鳥取青年会議所や学校側だけが行うものではなく、継続した異年齢交流の必要性を認識して頂き、地域やPTAが自主的に行われるように事業マニュアルを加えた報告書を作成し訴えていき、まち全体に浸透させて展開していきたいと考えます。将来、コミュニケーションの輪が広がりおもいやりのある心豊かな地域社会を目指します。

合同演奏会スケジュール

投稿者 青少年育成委員会 : 2008年08月27日 13:42