- 1996年
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- 入会
- 第二政策委員会 委員
- 1997年
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- 会員交流委員会 委員
- 鳥取ブロック協議会研修委員会 委員
- 1998年
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- 第三事業委員会 委員
- 鳥取ブロック協議会 財政局長
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中国地区協議会財政特別委員会 副委員長
- 1999年
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- 第二事業委員会 副委員長
- 2000年
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- 会員交流委員会 委員長
- 2001年
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- 第二事業委員会 委員長
- 2002年
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- 第二事業委員会 委員
- 鳥取ブロック協議会地域の教育改革推進委員会 委員長
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中国地区協議会日本JC連絡会議 副議長
- 2003年
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- 特別委員会 委員
- 2004年
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- 副理事長
- 2005年
-
- 総務委員会 委員 財務担当理事
- 2006年
-
- 会員交流委員会 委員
- 中国地区協議会 運営専務
青年会議所活動に対する所見書
JCが好きですかと質問されることがないですか?そんな時私は即答で「好きです」と答えます。しかしここで言う『JC』とは何を指しているのでしょう。私は二通りの意味が含まれていると思います。
一つは青年会議所活動そのものを指していると思います。福祉活動、青少年育成活動、地域経済の活性化、環境問題への取り組み、どれも私自身が在籍の期間に活動してきました事柄です。青年会議所においてこれらの活動どれもが、その時代ごとに必要とされ現在もそして未来においても必要とさせる活動だと思っています。そんな地域の為、地域住民の為、活動の出来るこの鳥取青年会議所が私は好きです。
二つ目は青年会議所活動をしているメンバーです。もちろん在籍期間は重なってはいませんが尊敬する諸先輩方も含まれます。1996年の入会より数多くの先輩に活動の支援をして頂き、また多くの教えを頂きました。毎年変わる委員会メンバーや委員長、副委員長には大変お世話になりなした。また同じ委員会にはなっていないメンバーも事業となれば一致団結して協力して頂き感謝の気持ちでいっぱいです。そんな仲間意識をもち同じ目的の為、一緒になって汗を流すメンバーをJCと言う言葉に置き換えるのなら、これほど頼りになり安心できる仲間はいません。好きと言う一言では到底表現できませんが、私の持ちえるボキャブラリーでは代わりの表現は思いつきませんので、最高の感謝の気持ちを込めてJC(メンバー)が好きと答えます。
理事長に立候補するにあたりこの節では、私自身の考えるJC活動を説明していきたいと考えていますが、私自身の考えるJC活動とは独自性のあるものではありませんし固有のものでもありません。私の考えるJC活動とは、入会以来その時々で会議や委員会の議論の場で培われたことや、先輩方の教えのなかで合意形成したものであり、私一人では考えるどころか想像すらできることではありません。ですからこの後は先輩方のお言葉もお借りしながら説明したいと思います。
町づくりは人づくりとよく青年会議所ではその活動を表現します。にわとりが先か卵が先かではありませんが、明るい豊かな町をつくる為には私はまずは人づくりが先だと考えます。
その人づくりが大切であることを明瞭に説明なさった理事長が過去いらっしゃいました。時の理事長が所見所で書かれたオピニオンリーダーの必要性。町づくりにはその核となる人物、オピニオンリーダーが必要であると言う考えです。自己修練により自分自身がオピニオンリーダーとなり、町づくりの核となりえることも出来ます。
また、JCしかない時代からJCもある時代へと変わり、各種のNPO団体の活発な活動で市民のボランティアへの関心や協力も増えていると思います。そんな時だからこそJCはその活動の環を広げ、より多くのオピニオンリーダーを発掘し協力しネットワークを構築することで、将来の町づくり請負人を育て町づくりに繋げて行く活動が必要だと思います。
つづいて人づくりで忘れてならないのが私たちメンバーのです。誰もがそうとは言い切れませんが入会していきなりリーダーシップを発揮し委員会をまとめたり、綿密な事業を企画・実行が出来るわけではありません。自己修練により知識を身につけ、自己啓発でリーダーシップを培い組織の一員として日々活動することで町づくりに貢献できるのではないでしょうか。
では、町づくりについてですが、JCでは町づくりの手法としてよく事業を行います。福祉、青少年、地域間交流、経済、環境問題等々で過去いろいろと青年会議所活動のなかで事業をしてまいりました。年年により形を変え事業をしていますが手法は重要ではなく、目的が大切であると考えています。当たり前のことかもしれませんが、この目的で重要なことは町や市民が必要もしくは欲しいと思う事を実行にうつす事です。経済観念に置き換えれば、お客様が必要もしくは欲しいと思う商品が売れ、欲しいと思わないものは売れません。売れない理由はリサーチが十分に出来ていないが為の、価格設定の間違い、時代遅れ、デザインの悪さ、使い勝手の悪さなど上げればきりがないでしょう。やはり事前の調査の研究が経済においてもJC活動においても重要性があると思います。我々JCも時代のニーズに答え、お客様(町や市民)の必要とする商品(事業や活動)をタイムリーに提供していくことが社会において必要とされる青年会議所活動だと考えていますし、地域に愛され頼りにされる青年会議所になると考えます。
私は青年会議所に入会した翌年にブロックに出向しました。ブロック研修員会への出向でしたが、その研修の一環で卒業する40歳までのJC活動計画(案)を作成しました。今では資料としては残っていませんが、記憶の片隅には自分の思い描いた活動計画が(案)が残っています。その中には理事長の役職も書いていました。ただ、当時は漠然とした目標で事の重大さや、理事長の重責については考えてもいなかったと思います。
私は知識や知恵は皆さんがご存知の通りありません。私が持っているものは10年間活動をしてきた経験と、はじめに述べたJCが好きだと言う気持ちだけです。この二つで私は一生懸命JCに取り組んでいきます。当然そんな心意気だけで青年会議所活動は出来ません。ですからどうぞメンバーの皆さん力をそして知恵をお貸しください。そしてこの町をより良くする気概を胸に活動しましょう。一緒に活動できるもしくは自身で活動できる人をつくりましょう。そして地域や社会から今まで以上に必要とされる、鳥取青年会議所にしていきましょう。2007年度、力一杯がんばりますので、メンバーの皆さんどうぞよろしくお願いします。
安陪幸伸