若草学園施設交流会

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 さる3月1日(木)に、年末から委員会メンバーとともに準備してきた若草学園の施設交流会を、本当に晴天の中皆様とともに無事行えたことを感謝致します。本年度の福祉委員会では、若草学園施設交流会を行うにあたって次の点を工夫して施設交流会を開催しました。

 まず、若草学園の子ども達にはダンスやお遊戯を通じて普段ふれあうことの少ない園外部の人とのかかわりあいを体験していただきました。

 今回園の子ども達が持つそれぞれの個性を考え、お遊戯コーナーでは多くのコーナーを設けました。「フリーゾーン」では日常では味わえない巨大なお絵かきとぬいぐるみコーナーを用意し、参加者が積極的に子ども達と会話しふれあう事によってやすらぎとふれあいを感じて頂きます。「シャボン玉コーナー」では、自らがシャボン玉づくりを体験する事によって感動を味わって頂きます。「迷路コーナー」では、先の見えない迷路から現れる様々な光景やものに驚きを感じながら、自分たちの進む道を考える楽しさを実感してもらいます。「キャタピラーコーナー」や「ペットボトルボーリング」では、おもに元気で腕白な子ども達にものを作る・壊すと言った動作を行う事によって日常とはまた違った発散を通じて楽しい時間を過ごして頂きました。

 また、外部からの参加者には、園児や保護者(社)鳥取青年会議所との相互交流を通して人と人とのつながりを感じていただき、やさしい共生の心と互いの絆を育む場として参ります。そして我々は、鳥取大学障害児教育研究会の学生の方々と共に施設交流を行う事によって別の視点から見た「福祉」への取り組みや考えかたを学び、今後の活動につなげていきたいと考えます。

 最後に、この事業を通してメンバー特に最近入会されたメンバーにとっては、青年会議所活動における「福祉への取り組み」「たすけあいのあるまちづくり」についてあらためて理解を深めていただき、考えていく良い機会になったのではないでしょうか。「まちづくりはひとづくり」という言葉がありますが、私たちはその観点からさらなる福祉への理解を深め、次代を担う学生世代と共にこの事業を共創することによって、人の優しさがあふれ将来に希望のもてる因幡を作って参りたいと考えます。

 園の先生がたには、前日準備で、大変遅くまで、残って頂き、本当にお世話になりました。またメンバー鳥取大学の生徒さん達とこのようなすばらしい会を行えたことは、本当に良かったと思います。今後また違った関わりが出来れば更に、いろいろなことが出来る気がします。園の生徒さんが楽しんでいただけるかがなにより心配でしたので、喜んでいただけて本当にうれしく思います。当日拙い運営でしたが、皆様のご協力があって楽しい会が行えた事に感謝致します。

福祉委員会委員長 保木本秀行

投稿者 広報委員会 : 2007年03月01日 22:33

コメント

人と人とのつながりや、やさしい共生の心と互いの絆を育むということは大切なことでありがながら忘れられがちです。このような機会を設けることは大変すばらしいことです。今後のご活躍も期待しております。

投稿者 永井 祐子 : 2007年06月13日 17:59