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2009年02月 アーカイブ

2009年02月03日

どーしゅーせー

先日は鳥取ブロック協議会お疲れ様でした。
特に松本監事と妹尾委員長はじめとする出向者の皆さん本当にお疲れ様でした。
昨年の今頃はかなりあたふたしてたなぁと懐かしく思いながら参加させていただきました。


さて、本年度は「道州制」というものを見据えて市民の参画意識を向上させるというテーマを頂いております。
道州制ってなんだろう?
野田委員長が「きのこ」に反応するように「道州制」って聞くと反応してしまう体になってしまいました。
最近は市町村合併とかにも反応するようになってしまい、ブロック協議会の時は実はぴくぴくしてました。


それはさておき

道州制については委員長予定者の時から委員会で議論はしてきました。
今考えられている道州制の仕組みは
1.現状の都道府県を合併し広域行政権を与えるもの。
2.さらに財源を与える
3.さらに立法権を与えるもの
って感じでしょうか。
最初道州制を調べた時、国の財政が良くないから地方は地方で何とかしてくださいなって感じで道州制に移行するみたいに感じました。移行するタイミングが悪いですね。
ちなみに諸外国はどうかというとアメリカ、ドイツ、カナダ、インド、オーストラリア、ブラジル、ロシアなどが主権が州に移譲されています。枠組は国によりまちまちですが。
地方が独自性を出すには立法権が必ず必要となります。中央集権から地方分権と言うより地方主権にならないと道州制の意味がないように思えます。
皆さんはどう思われますか。
この先どういった形にしろ権限が地方に移譲されることになるでしょう。
地域が役割をもち特色のある地域にならないとその地域は埋もれていくこととなります。
道州制の議論は地方に行けば行くほど真剣にしていかないとならないことなのでしょう。


ちなみに今日本はどんな状態かというと小泉総理の三位一体改革の時から具体的に進められて、2007年から発足した道州制ビジョン懇談会で道州制のビジョンを策定しています。
その懇談会にて2008年の3月に中間報告をまとめていますので、興味のある方は見てみてください。
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/doushuu/index.html